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■販促チーム、店頭に派遣 「リアップ」販売を底上げ

予防効果PR 30代〜40代を開拓
大正製薬は、発毛剤「リアップ」の販売を強化する。取引先の薬局・薬店に対して店頭での商品の 展示手法などを提案する異例の専門販促チーム「リアップアドバイザー」を発足したほか、 今期は既存ユーザーより若い三十-四十歳代の顧客獲得に重点を置いた販売戦略を展開する。 発売二年目は効き目が現れず使用を中止するユーザーもいるため、リアップの今期の売り上げは 前期に比べて減少する見通しだが、一連の販促策により減少幅を最小限にくい止め、 主力商品として定着を狙う。
リアップ専門の販促チーム「リアップアドバイザー」は二十二人で、全員が女性。発毛や育毛など 皮膚科分野に関する専門の研修を実施したという。全国の薬局・薬店を巡回して、店頭での 商品展示方法や来店客への説明手法を提案したり、売り上げを伸ばしている薬局が実践している 事例の紹介など、具体的な販促策を提案する。大衆薬で特定商品の販促専門チームは珍しい。
営業担当者も薬局を訪問して、製品情報や販売方法を提供しているが、幅広い製品を担当しているため、 リアップだけに十分な時間を割きにくいという課題があった。
専門チームも活用して、今期は既存ユーザーより若い三十〜四十歳代の顧客をターゲットにした 販売活動を展開する。リアップは「発毛」のほか「脱毛の進行予防」という効能も取得しており、 抜け毛が気になりだした層を対象にした販売活動を進める。第一弾として「抜け毛を減らす」ことを 強調したテレビコマーシャルを始めた。
同社は、今期のリアップの売上高は二百五十億円で、前期比15.8%減少するとしている。
だれにでも効くわけではないので、発売当初に購入したユーザーの中には中断する例も出てくると 見ているため。99年秋をピークに減少し始めた月次の売上高は、今春を底に上昇基調に 転じているが、売り上げの減少は避けられないとみている。
専門チームの創設や販売対象の拡大によって減収幅を最小限に抑えて、リアップを 「リポビタンD」や「パブロン」に並ぶ主力ブランドとして定着させたいとしている。
(日経産業新聞 2000年7月7日)


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