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育毛トピックニュース
■発毛剤リアップ副作用が500件
胸・頭痛、発しん 2人は入院治療
発売から約五ヶ月で販売本数が四百万本に達した話題の発毛剤「リアップ」(製造販売元・大正製薬、
成分名・ミノキシジル)を使用した人から、どうきや胸痛、発しん、かゆみなどの副作用が
約五百例報告されていることが九日、わかった。心筋こうそくと診断された人を含め二人が入院した。
厚生省は医薬品等安全性情報を出して、異常がある場合には使用を中止し、医師や薬剤師に相談するよう
呼びかけている。
厚生省や大正製薬によると、利用者へのアンケートや医療機関からの報告を通じて、発売された六月から
八月までの三ヶ月間で、約五百人に何らかの副作用が起きたことがわかった。内訳は、どうき、胸痛=
約六十例。頭痛やめまい=約百例。塗った部分での発しんやかゆみ=約二百六十例。塗布部分以外での
発しん=約六十例。
六月中旬に使用した六十歳代の男性は二日間で三回使用した後、胸の痛みを訴えた。心筋こうそくと
診断され、入院治療を受けた。男性はもともと高血圧と不整脈の症状があった。
海外では、薬と因果関係が不明ながら心筋こうそくの発症例が四例報告されていた。しかし、
国内で約六百人を対象に実施された臨床試験ではどうき、胸痛などは報告されておらず、
大正製薬は「どうきや胸痛が起こる原因ははっきりしない」と話している。
ミノキシジルは血管拡張作用があり、血圧を下げる薬として使われていた。脱毛部分に塗ると、
髪の毛をのばす指令を出す細胞を活性化させる作用がある。
大正製薬では、薬の添付文書の中に発しんやかゆみ、頭痛、胸痛、どうき、めまいなどが
起きた場合には使用を中止し、医師や薬剤師に相談するよう注意書きを記載していた。
リアップは今年二月に承認され、六月に発売された。六十ミリリットル入り(五千五百円)で
約四百万本を出荷、使用者は約百万人。初年度の売上高は三百億円に達する見通しという。
大正製薬の話:今回の発表は、すでに使用上の注意事項として記載している。大衆薬なので、
内科系の医師の関心が薬剤師や皮膚科の医師に比べて薄いことを懸念し、心臓に疾患のある人から
相談があった場合に正しい情報提供をしてもらうため、副作用について改めて発表した。
(朝日新聞 1999年11月10日朝刊)
■人気の発毛剤 「リアップ」に副作用!?
厚生省が医薬品等安全情報
厚生省は9日、大正製薬の発毛剤「リアップ」について頭皮のかゆみなどのほか、
胸痛やどうきなどの副作用が報告されたとして、医薬品等安全情報を出し、異常が生じた時には
使用を制限するように全国の薬局や医療機関に通知した。
これら副作用は全体で約500人。大半が頭皮のかゆみなど外的疾患だが、このうち約60人が胸痛や
どうきなど循環器系への影響。胸痛による入院までの患者は2人で、1人は急性心筋梗塞と
診断された。ただ、これら副作用については必ずしも薬剤との因果関係は明確ではなく、
国内外の臨床試験の結果よりも副作用の発生率は少ないという。
大正製薬では同封の説明書のほか、セルフチェックシートで注意の徹底を図ってきたが、
ブームが続くなかで「副作用を含めたネガティブ情報も必要」と判断していたばかり。
同社は「今回の通知で内科医を含め、情報が徹底されるのを望む。大衆薬だからと言って
軽視しないでほしい」と、注意を呼びかける。半面、過度の副作用に対する反応を懸念する。
(日刊工業新聞 1999年11月10日)

■発毛剤「リアップ」 胸の痛みなど副作用
厚生省が医薬品安全情報
六月の国内販売開始以来、大人気となっている発毛剤「リアップ」(成分名・ミノキシジル)を
使った人に、動悸や胸の痛みなどを訴えるケースが出ていることが九日、厚生省や販売元の
大正製薬の調べで分かった。不整脈の持病がある男性が使用して心筋こうそくを起こした例も
あり、厚生省は同日、医薬品等安全情報を出し、適性使用を呼びかけた。
リアップは医師の処方がなくても薬局・薬店で購入できる一般用医薬品で、一日二回、
一回一ミリリットルを頭皮に塗布する。同省によると、副作用動向を調べるための
追跡調査で、発売後三ヶ月間に約五百症例の報告が大正製薬に寄せられた。
大半は頭がかぶれるなどの皮膚疾患だったが、動悸や胸の痛み、血圧の上昇などの
循環器症状も六十例あり、入院も二例あった。
このうち、六月に心筋こうそくを起こしたのは不整脈などを患っていた六十歳代の男性。
夜にリアップを塗って胸に痛みを覚えたが、さらに翌朝にも使用したところ、
胸の痛みがひどくなり入院したという。
リアップは海外で、胸の痛みなどの副作用が報告されていたため、高血圧や心臓病の人は
医師や薬剤師に相談するよう「使用上の注意」に明記されている。
(日本経済新聞 1999年11月10日)
■「リアップ」で副作用
動悸や胸に痛みなど500件 厚生省発表
厚生省は九日、大正製薬の発毛剤「リアップ」利用者から動悸や胸が痛くなるなどの
副作用が報告されたと発表した。副作用と「リアップ」の関連について同省は「因果関係は不明」
としているが、異常が現れた場合は使用を中止するよう注意喚起した。
大正は製品添付の説明書に記載していた「使用中、使用後の注意」を購入前にも確認できるよう、
店頭での説明用資料を改訂している。
同省によると、発売後三ヶ月間の市販後調査で約五百件の副作用が報告され、
このうち約六十件が循環器系の症状があり、六十歳代の男性一人は急性心筋こうそくを
起こしていた。この男性は高血圧、不整脈の既往症があったという。
「リアップ」は六月の発売後、すでに約四百万本を出荷している。
(日経産業新聞 1999年11月10日)
関連情報
→「リアップ」副作用 1ヶ月で13例に
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