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■ハーブ成分の類似物質 育毛効果を確認 花王

花王は、新たに開発した育毛物質が男性型脱毛症に有効なことを確認した。 ハーブの一種に含まれる成分をまねて作った「t-フラバノン」という物質で、 実際に人で試験したところ、市販の育毛剤より高い75%の有効性を検証できたという。
花王は川島真東京女子医科大学教授や飯島正文昭和大学教授、中川秀巳自治医科大学教授らと共同で 実験した。頭頂部やおでこの生え際などで脱毛する男性型脱毛症の約二百人を三つのグループに分け、 それぞれt-フラバノンを配合した育毛剤、市販の育毛剤、育毛効果のない偽の薬剤(プラセボ)を試した。
一日二回、三十週連続して使い効果を比べた。脱毛の範囲や毛の太さなどの改善度を評価したところ、 「かなり有用」「有用」「やや有用」を合わせた有用率は、t-フラバノンで75%に達し、 市販剤は59.1%、プラセボは19.4%だった
花王はこれまでに動植物から二千種以上の候補物質を集め、育毛効果を調べてきた。西洋オトギリ草に含まれる物質、 アスチルビンに高い効果があることを発見済み。アスチルビンはそのまま混合して利用することや合成するのが難しく、 類似の物質として扱いが簡単なt-フラバノンを開発した。既に動物実験で大正製薬が販売中の発毛剤「リアップ」と 同等の効果を確認している。t-フラバノンを配合した育毛剤は2002年中に発売する予定。
(日経産業新聞 2001年10月29日)


■新育毛成分 男性型脱毛に有用 女子医大などと確認
 花王、来年に商品化


花王は東京女子医科大学などと共同で、新しい育毛成分「t-フラバノン」の男性型脱毛に対する有用性を確認した。 ヒトに対する使用試験により、t-フラバノンを配合した育毛製剤の脱毛変化などを測定、有用性の判定を行ったもの。 今後は同成分を用いた育毛剤の商品化を進め、2002年度中の市場投入を目指す。新しい育毛成分「t-フラバノン」は、 94年に花王が自社開発した人口物質。育毛効果が高いとされる、西洋オトギリ草に含まれる「アスチルビン」という 成分に類似した物質構造をもつ。
男性脱毛に対する改善度を評価した結果、有用率75%を得られたという。
(日刊工業新聞 2001年10月29日)


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