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■太毛剤 資生堂が開発へ 「発毛」リアップに対抗、産毛を育成

資生堂は二十一日、壮年性脱毛症向けの「太毛剤」の開発に乗り出す、と発表した。頭頂部が薄く見える原因は、 抜け毛より極細の「産毛」の増加だとして、「生やすより、太くする」のを売りものにする。同社は育毛剤 「薬用不老林」で長年トップシェアを走ってきたが、昨年登場した大正製薬の発毛剤「リアップ」に抜かれ、 売り上げも落ち込んでいるといい、対抗商品で巻き返しをはかる。
資生堂は今年に入り、壮年性脱毛症を含む、十六歳から六十一歳までの男性三百三十七人の頭部を顕微鏡で調べた。 その結果、薄毛の人の毛髪本数は、そうでない人に比べて必ずしも少ないわけではなかった。しかし、 薄毛の人の毛髪の太さは、そうでない人より平均三割程度細く、産毛の割合が大きかったという。同社は この結果を踏まえ、産毛の普通の髪への成長を促す薬剤を開発中だという。商品化の時期は未定だ。
(朝日新聞 2000年11月24日)



■髪の毛 太くする育毛剤 資生堂が開発着手
 薄い頭頂部目立たせず

資生堂は壮年性脱毛症向けに髪の毛を太くする新育毛剤の開発を始める。壮年性脱毛は男性ホルモンの影響で 毛髪が徐々にうぶ毛化して細くなることに原因があると判断。従来の「毛生え薬」でなく、「太毛化」効果のある 育毛剤が必要と考えた。同社は毛髪の成長期延長や退行期移行抑制の評価システムを確立しており、太毛化に有効な 薬剤の開発を進める。
資生堂の「薬用不老林」は育毛剤シェア一位を維持してきたが、大正製薬が昨年六月に発売した「リアップ」に 首位の座を奪われた。
そこで、太毛効果に着目して新育毛剤の商品化を急ぎ、巻き返しを目指す。商品化の時期は未定。
同社は開発に向けて十六〜六十一歳の男性三百三十七人を対象に頭髪を調査した。その結果、頭頂部が薄く見える 男性型脱毛の人でも、毛髪密度は脱毛しない人に比べてほとんど変わらず、薄く見える程度は髪の本数によらない という事実を突き止めた。一方、髪の毛の太さでは薄毛の男性の場合で平均径が三割程度小さかった。
(日本経済新聞 2000年11月24日)


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