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育毛トピックニュース
■イカ、ホタテ含有のタウリン 丈夫な毛髪を育成 資生堂 シャンプー開発へ
資生堂はイカやホタテ、海藻に含まれるアミノ酸の一種「タウリン類」が、健康で丈夫な
毛髪の育成を促すことを突き止めた。毛髪を取り囲む包状の組織で、毛髪が成長するもとを
つくり出す毛包細胞を用いた実験で、細胞増殖率の向上など活性化作用を確認した。
同社では研究成果をもとにタウリン類と、安全性の高い洗浄成分を組み合わせ、
毛包や毛髪にタウリン類を吸着させる洗浄剤の開発に成功、シャンプーとして製品化する
計画だ。
タウリン類は強壮剤として健康飲料にも配合されている。ヒトをはじめ動物の生体内にも
存在する。同社ではタウリン類を入れた水溶液に毛髪の束を浸し、その後、水ですすいでから
一昼夜乾燥させ、曲げ強度を測定する試験を実施した。この結果、タウリン類が曲げ強度を
向上させ、髪にハリやコシを与えることを確認した。
タウリン類と既存の洗浄成分であるアシルメチルタウリン塩型洗浄成分を配合した洗浄剤で、
頭を洗った後、毛髪を毛包部まで抜いて、タウリン類の毛包浸透量を測定したところ、
毛包細胞を増やすのに必要な量が毛包に吸着していることが分かった。
また、同社はタウリン類は同洗浄成分の安全性向上にも寄与することを見いだした。
継続的に普通にシャンプーするだけで、毛包や毛髪内にタウリン類が浸透する量が増加するという。
(日刊工業新聞 2000年9月26日)
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