育毛やハゲ治療に関心のある人、あるいはロゲインやプロペシアを使っている人なら
飛びつくに違いないこの見出し。しかも記事の出だしは、「…記者は育毛剤の効果を
倍増させる可能性を秘めた”裏ワザ”を発見した」ときた。さて内容は…。
記事は認可・発売の近いロゲイン(リアップ)の説明で始まる(99年1月の発売号なので
当然リアップの名はまだない)。ロゲインの臨床実験での成果から、輸入代行業者の語る
効果(当たり前だが否定的なはずはない)、アメリカでのロゲインの発売の経過、そして
日本製リアップの大正製薬の濃度に関するいつものコメントが載る。「…一方でコストが
上がり、副作用も増える。そうしたバランスを考慮して1%にした」。(副作用が増えると言う
ことは良く分かるんですが、アメリカを見ても2%が5%になったからといって、価格は1.5倍には
なってませんよね)。ある育毛剤メーカーの広報担当者の言う「ミノキシジルは発売直後は
話題を集めるかもしれないが、効き目がはっきりする1年、2年後が本当の勝負でしょう」には
うなずいた。確かに、1年後に使った人のどれくらいに有効性が実証できるのか。
おそらく1年後の週刊誌には検証関係の記事があふれているんでしょうね。
で、長い前置きがようやく終わって、まずは日本でロゲインの臨床実験に携わった医師の談。
「従来の育毛剤に比べて、同等もしくはそれ以上の効果はある。しかし、劇的というほどではない」。
と一旦落としといて、もう一人の主役プロペシア登場。だんだん話が見えてきたが、
まずは大阪大学医学部皮膚科助教授が「…ミノキシジルもプロペシアも、自分に効くかどうかは
使ってみないとわかりません。併用してみるのも一つの方法でしょう」と、さらに
順天堂大学医学部皮膚科助教授が「…二つの育毛剤とミノキシジルを組み合わせる三種併用も
考えられます…効き方の異なるもの同士で相乗効果が期待できる」と語る。つまり「効果倍増法」
とは、ミノキシジル(ロゲイン、リアップ)とプロペシアの同時使用、またはそれ以外の
育毛剤との組み合わせによる効果アップ作戦ということでした。
何か一つの(育毛剤を含む)育毛法に専念している人って逆に少ないと思うし、育毛にハゲむ
人の多くは育毛剤はたとえ1種類でも、同時にあれこれ試しているはずなので、それほど
意外な結論というものでもありませんでした。しかし3つの育毛剤を同時に振り掛けるなんて
かなり勇気が要りますね。試したことのある人いましたら教えてください。
記事は最後に、育毛剤の値段を試算して、きっちり他人の財布の心配をしてくれます。
そして「カネの切れ目が髪の切れ目になってしまうのか」。 うまい!(座布団一枚!)
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