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育毛の基礎知識 目次
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フケと脱毛
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フケの正体
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頭皮の表面に近い部分(表皮)は平均すると28の層でできており、最下層部の基底細胞が
毎日分裂し、新しい層が作られます。各層は毎日順々に頭皮表面へと押し上げられ、
徐々に角質化(細胞が死んでゆく)してゆきます。角化細胞(角質化した細胞)は
生きている細胞に比べ非常に硬く、様々な刺激から体を保護する大切な役割を持っていますが、
この角質化した古い細胞が頭皮から剥がれ落ちたものがフケの正体なのです。
フケには大きく分けると、乾性のフケと脂性(湿性)のものがあります。基本的に頭皮の
状態・性質と同一のものが発生します。頭皮は頭皮表面の脂肪膜(皮脂と汗の混ざり合ったもの)
の厚さによって、乾燥肌(ドライスキン)、脂性肌(オイリースキン)と普通肌(ノーマルスキン)
に分類されます。皮脂量が多く脂肪膜が厚くなると脂性に、逆に皮脂量が少ないと乾燥肌となりますが、
頭皮の状態は、季節や湿度、さらには年令や食事・体調によっても変動します。同じ人間であっても
冬は乾性のフケが、夏は脂性のフケが出やすくなったりします。
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皮膚常在真菌
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皮膚常在菌は誰の皮膚にも存在し、病原菌の侵入や増殖を抑える役割を担っている人間に
とって有用な細菌です(近年抗菌加工された製品の使用や過剰なまでの清潔志向の結果、
皮膚常在菌の減少による細菌に対する抵抗力の低下が心配されています)。この
皮膚常在菌はもちろん頭皮にも存在していますが、皮膚常在菌の一種でカビの仲間である
皮膚常在真菌(マラセチア)がフケの増加に関係があると言われています。
マラセチアは皮脂が多いと繁殖し、頭皮に刺激を与えることで新陳代謝を活発にします。
通常のサイクル以上の速さで新陳代謝が進むとフケが大量に発生することになります。
この真菌(カビ)は女性より男性に多く見られ、特に皮脂分泌の多い20代・30代に多いそうです。
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フケと脱毛
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フケの発生は新陳代謝によって起こる生理的なものなので避けることは出来ません。
しかしあまりにフケが目立つ場合、それはフケ症と呼ばれ、特にカユミが伴う場合には
掻くことにより極度に頭皮環境を悪化させ脱毛症の大きな原因になることがあります。
通常新しい細胞がフケとなって剥がれるまでの期間は約28日ですが、ホルモンの分泌や栄養バランスの
異常、マラセチアの繁殖によってこの期間が短くなることでフケの量が増大します。
フケが急に増え始めるのは、ハゲの前兆とも言われているので注意が必要です。
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フケの種類と改善法
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シャンプーや育毛剤の多くには、効果のひとつとしてフケを予防したり皮脂を取り除く作用を持つ
成分を含むものがありますが、フケのタイプによってきっちり自己診断して適切な処置を
しないと逆効果になります。
A. 脂っぽい湿ったフケ(簡単に落ちずに指につくようなフケ)
脂性の場合はフケが毛穴に残ることで発毛を阻害することになるので要注意。
フケが微生物のえさになり炎症を起こす脂漏性脱毛症になる危険性もあります。
こうなると病気と言える状態ですから、まずは皮膚科へ。
このタイプはとにかく毎日シャンプーを欠かさずに。皮脂や雑菌をきちんと
落とすために、頭皮クレンジングの使用も効果的です。
B. 乾燥した、パサパサしたフケ(髪の毛からさらさら落ちてくるようなフケ)
フケに対して神経質になりすぎシャンプーの回数が多すぎたり、洗浄力の強すぎるシャンプーを使い続け、
本来剥がれる前の頭皮まで落としてしまうことで、結果として頭皮が厚くなったり角化異常を起こし
脱毛を促進させてしまうケースも多い(若い人に多いケース)。乾燥したフケが多くなると
毛穴が炎症を起こしてしまい、粃糠(ひこう)性脱毛症になる危険性があり。
このタイプの場合、シャンプーを変えるだけで改善することも多いようです。
まず洗浄力の強いシャンプーは使わない事。皮脂を取りすぎないよう
刺激の少ないシャンプーを使う。シャンプーの回数を減らす。すすぎはぬる目ののお湯でする。
その日の角質を適度のシャンプーできっちり落とすことが大切と言うことです。
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フケ取りシャンプーの種類
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・ジンクピリチオン配合
・イオウ配合
・二硫化セレン配合
・ピロクトンオラミン配合
・硝酸ミコナゾール配合
・オクトピロックス配合
・ケトコナゾール配合
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