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育毛大辞典トップ >  育毛の基礎知識 目次  前のページ  次のページ
血行促進に はげもう
頭部の血行の重要性
髪の毛は人間の体の中で、最も細胞分裂の活発な場所です。 毛は1日に約0.3mmから0.4mm伸びつづけていますから、平均的な日本人の頭髪本数10万本の 1日に伸びる長さを合計すると、なんと30mから40mもの長さになります。 それだけの細胞分裂を毎日行っているわけですから、いかに大量の栄養分が必要であるか 想像できるはずです。しかし、毎日充分な栄養を摂取していたとしても、細胞分裂を繰り返す 毛母細胞にその栄養が供給されなければ、育毛にとっては意味の無いことです。 説明するまでもないことですが、髪を作る栄養は血液の中に存在し、この血液は血管を通って 目的の場所に運ばれます。頭部には顔の前面から頭頂部に向かう滑車上動脈/静脈と 眼窩上動脈/静脈、後頭部から頭頂部に向かう大後頭動脈/静脈などの太い血管があり、 そこからさきには多くの毛細血管が存在します。よく頭の硬い(頭皮がつっぱっている)人は ハゲると言いますが、これは毛細血管のある脂肪層の厚さに関係があるようです。 通常、加齢とともに皮膚の下にある真皮層が厚く硬くなり、その下にある脂肪層を圧迫することで 毛細血管の血流を阻害すると言われています。いずれにしても、これら血管内の血流量が不足すると 薄毛になる要因がひとつ増えることになります。手足の先や頭部など心臓から遠いところが 冷たい人や肩こりが激しい人は血行障害に要注意ということです。
血行促進対策 1 食生活の改善
血中のコレステロール値が高くなれば血流が悪くなり、髪に充分な栄養を供給できません。 欧米並の高カロリー・高タンパクの食生活が当たり前の現在ですが、こうした生活が 様々な成人病(生活習慣病)の原因となっており、言ってみれば薄毛もこうした生活習慣病の 1種と言えるのかもしれません。またそれに加えて添加物いっぱいの加工食品も悪影響を あたえているはず。欧米を中心とした先進国ほど薄毛人口が多く、自然に近い生活を送っている 地域ほど薄毛率が低いのは、こうした理由が考えられます。
血行促進対策 2 運動をする
なんか当たり前のことで恐縮ですが、運動は大事です。運動不足は心肺機能の低下を招きます。 心肺機能の低下と聞くと「ふーん」って感じですが、実際、心臓が小さくなるそうです。 酸素摂取量が減少し貧血状態になるのですが、つまりこれは脳に充分な血液が行ってないと いうこと。脳に血が行かないというのは、頭(髪の毛)にも血が届かないということです。 貧血ギミの方は注意。
血行促進対策 3 よく噛んで食べる
スポーツ選手がよくガムを噛んでいるの見ますが、あれはリラックス効果とともに、 噛むことで脳への血流を増やし、脳を刺激しすることで集中力を高める効果があるらしい。 ドライバーが眠気を防ぐのにガムを噛むのも同じ事。 ガムを噛みながら仕事をしたら、集中力(生産性)が何割か高まったなんて話もありました (うちの会社でやったら、白い目で見られますが)。 咀嚼(噛むこと)には、頭部への血行促進効果があるわけですが、柔らかい物を食べることの 多い現代人は、やはり咀嚼回数が著しく低下しているそうです。 日本咀嚼学会によると、一回の食事での咀嚼回数は卑弥呼の時代には約3700回。 それが江戸時代には1400回まで減り、現代人はたった620回しかないとのこと。 現代人の咀嚼能力の低下や、顎の細さが指摘されることが多いですが、それが薄毛にも 関係しているとは。良く噛んで食べることは血行促進だけでなく、 胃腸の負担軽減、栄養の効率的吸収にもつながります。頭皮マッサージが面倒なら ガムをいつも噛んでいるのも良いでしょう(ついでに万歩計をあごにぶら下げましょう /もちろん冗談)。
血行促進対策 4 体を冷やさない、冷たいものは控える
体が冷えると血管が収縮し血行は悪くなります。寒い冬場は誰もが自然に暖をとろうとしますから、 どちらかと言えばあまり心配はないのですが、意外と気を付けなければいけないのが暑い夏。 冷房や冷たい飲み物で急激に体を冷やすことが血行障害を招きやすいのです。特に薄毛の人の場合 結構汗かきの人が多いと思うのですが、汗で頭皮がぬかるみ状態なのと 体を冷やしすぎて 血行不良になるのとを行ったり来りで髪の毛には最悪の季節です。
血行促進対策 5 入浴はゆっくり
薄毛の人ってせっかちな人が多いのではないかと私は思うのですが、皆さんはどうでしょう? 私自身そうなのですが、今まで挙げたもので関連するところでは、食事は手っ取り早く済ませる= 加工食品やジャンクフードを中心に、すぐに食べられる簡単なものを選ぶ傾向が強い。 =食事時間が短い、ほとんど噛まずに呑み込む、などからそう感じます。もうひとつ加えるとすれば 風呂に入っている時間が短いというのがあります。時間をかけて丁寧に洗髪する必要性はここでは 置いておくとしても、血行促進のために入浴は大事な毎日の日課なのです。 大阪ガスが8人の被験者に10分間行った実験で次のような興味深いデータがあります。
■シャワーによる血流量の変化
シャワー前を1としたときの相対値 シャワー前 シャワー後
弱いシャワー(6リットル/分) 1 1.25
強いシャワー(18リットル/分) 1 1.49

■入浴による血流量の変化
入浴前を1としたときの相対値 入浴前 入浴中の平均 入浴後
入浴(湯温40度)) 1 1.67 1.10

入浴が血行促進に良いことがよく分かりますね。シャワーだけでも血行に良いのですが、 やはりゆっくり湯舟につかるのが一番。とは言っても温泉好きな人はともかく、 せっかちな人間には何もしないでじっと風呂に入っているのは結構苦痛ですが。
血行を促進する育毛成分
育毛剤の多くは、血行を促進することで発毛を促すことをコンセプトに開発されています。 代表的なものに塩化カルプロニウムやロゲインの有効成分であるミノキシジルなどがあります。 その他のものを列挙すると、
ニコチン酸、セファランチン、ネオタカナール、トウガラシチンキ、カンタリジン、ビタミンE、 丹参、チクセツニンジン、朝鮮にんじん、当帰、桃仁、ニンニクエキス、白薬子、 防巳、補骨脂、黄耆、乾姜、紅花、山椒、センキュウ、センブリ など
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